「冠」を電報でお祝い


冠婚葬祭の祝い事のうち、多くの人が経験している結婚や葬儀は、友人や近所の人など、家族以外の比較的広い範囲の相手に対しても行う可能性があります。これに対して、「冠」である入学や卒業を祝う対象は、家族や親戚など、ある程度限られています。

また、お祝い事としての入学や卒業の特徴として、ひとりの人について何度も起こりうることであるということが挙げられます。また、近しい間柄の人の間でお互いに「祝いあう」ものでもあります。あまり大きな祝いをしていてはお互いに負担が大きくなるという問題もあり、どのような形で祝うのがよいのか迷うところでもあります。

そんな時にぜひ思い出してほしいのが、特別な機会に思いを込めたメッセージを伝える手段である電報です。日本では、法律的には「電報」に関わる業務は電信電話サービスを行う会社にのみ認められていることですが、ここでは、メッセージやそれに添える贈り物を、電話回線ではなく人の手で「届ける」サービス全般を指すこととします。

電報は、もともと簡潔な文章で気持ちを伝えるものであり、メッセージのパターンもある程度決まっていることから、長い手紙を書くことに抵抗がある人にとっても、贈る言葉を考えるハードルは低くなっています。そして、そこに贈り物を添えるという場合にも、幅広い選択肢が用意されているのです。以下で、その具体例について見ていきましょう。